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新年2023年を迎えて、ひと言ごあいさつ

2023年1月1日

新年2023年を迎えて、ひと言ごあいさつ

2023年1月1日
毎年、元旦の早朝に近くのファミリーマートのイートインで初珈琲e067eb6b135ae598deed4f6c2384ef13_t

恒例になっている1月1日元日号の日本経済新聞、読売新聞を購入した。2023年元日はここ横浜は晴天に恵まれて、すがすがしい朝を迎えました。今年最初の珈琲をゆっくり味わいながら、今年一年、良い年でありますようにと願い、素直に「笑顔」の出発となりました。
定期購読の朝日新聞を含め、すべての紙面に目を配る。印象に残ったこと、気づいたことを述べてみたいと思います。

□日経の“打ち破れ ビジネスの天井を”の記事欄
目を引いたのは、“自動運転を開かれた技術に”の記事です。ティアフォの加藤真平氏は、自動運転を開かれた技術にと、加藤氏自らが開発した自動運転のコアとなる基本ソフト(OS)「オートウエア」は、自動運転に欠かせない認知、判断、制御を一括して担う頭脳だ。夢を描き、自動運転の時代が到来するという確信が結実した。とあります。
そのOSを採用している著名な企業は500社を超えたというから、まさに打ち破れ ビジネスの天井を、ですね。IT業界に関わる者としては大いに刺激を受けました。そこまでの経緯は、学生だった2000年当時、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の影響を受け、マイクロソフトの日本法人にパートで働き夢をつないだ。とあります。
「日常そのもの」の中で、希望を抱き、夢を描き続けていくことの大切さ、それが、すばらしい結果につながるのだと感動しました。つまり、どんな困難な道のりも「笑顔」で突き進んでいくことで、必ずや成し遂げることができるのだと思いました。

□朝日の1面は、ノーベル賞作家 アレクシェービッチさん(74)を紹介している
(母親はウクライナ人、父親はベラルーシ人)
「ともしび わたしのよりどころ 誰もが孤独の時代 人間性を失わないで」の記事欄。
「作家は『人の中にできるだけ人の部分があるようにするため』に働くのです」・・・私たちが生きているのは孤独の時代。私たちの誰もが、とても孤独です。人間性を失わないための、よりどころをさが探さなくてはなりません。・・・絶望の淵に立っている人のよりどころとなるのは、まさに「日常そのもの」だけなのです。例えば、孫の頭をなでること。朝のコーヒーの一杯でもよいでしょう。そんな、何か人間らしいことによって、人は救われるのです。と語る。

私も同感です。現在はスマホが普及し、SNSやオンラインでのやりとりが常態化しており、仮想空間を意味するメタバース、仮想現実VR、拡張現実AR、といった技術がわれわれの生活の中に入り込んできている。ますます便利で快適な生活を送れるようになってきていますが、昭和の時代では考えられない、人と人との温もり、喜怒哀楽を共有することが少ない社会になってきてると思う。それは、コロナ禍によってさらに深刻な状況になっている。アレクシェービッチさんが語る、何か人間らしいことの究極は「笑顔」になることだろうと思います。

□むすびとして、今年度のわが社のスローガンについて、ひと言述べたいと思います。。
『「笑顔」と潤いのある社風をつくり、いい会社を目指す』-いい心がいい顔をつくる。いい顔で日々仕事に携わり心を高める- を掲げました。
人と人とのリアルな「日常そのもの」の中でこそ「笑顔」が大切。そして、心から笑えることによって、自らをポジティブにさせ、リラックスさせ、ストレスまでも解消させてくれる。
そして、人間関係を円滑にしてくれます。つまり、「日常そのもの」の中で、「笑顔」になる機会を多くもつこと。そして、自分自身の心を高め、心を浄化させ、自らを活性化させることによって、仕事や生活がよりよい方向に導かれていく、すなわち好循環するのだと思います。

「笑顔」といえば、朝日、“陛下新年メッセージ”の欄で、「画帖を見ながら笑顔で会話を交わす天皇ご一家のお写真」を拝見して、両陛下と長女愛子さまの「笑顔」がことさらに、さわやかですばらしいなと感じました。
日本を代表する文学の枕草子の中で、「冬はつとめて」「春はあけぼの」「夏は夜」「秋は夕暮れ」と謳っています。その春夏秋冬の自然の恵みを、美しい季節の風景を肌で感じていくと共に、人と人との出会い、関わりを大切にしていきたいものです。

2023年の今年もすばらしい一年となるよう願い「f5438e4abcf4c19da925ca27ab97d639_t笑顔」を大切に、日々切磋琢磨していこうと張り切っています。
以上、2023/01/01 蒲生記